2018年06月21日

虫を並べる・生きもの元気米田んぼの生きもの調査

生きもの元気米は田んぼ一枚ごとに「生きもの調査をするお米」です。実際にどういうふうに調査しているのでしょうか?そのうちの1つをご紹介します。

調査では、田んぼ内の虫を網で捕る「スウィーピング法」で調べています。毎回同じ網を同じ回数だけ振って、網に入った虫をソーティング作業で分類していきます。

網を振るとその中にはわら、埃、花粉など虫以外にもたくさん入ってきます。その中から、バッタなどの目立つ虫はもちろん、目を凝らさないと見つけられないような小さな虫まですべて探し出して並べていきます。

クモやバッタ等、大きくて代表的な虫は、見つけると「ちゃんといるんだ」と嬉しくなります。一番見つけにくいのは、花粉にとても似ている虫です。その名は「ウンカ」。目がなければ花粉と同じ見た目で、探すのは大変!でも見慣れてくると、この花粉と似ている虫がカッコいいと思うようになりました。進化しながら、生息環境にあるものと似ている姿になったのかな、と思います。田んぼに行って、探してみてください!

◆2017年8月2日、生きもの元気米田んぼOSa278の調査結果
大きな虫ががたくさん、トンボもいます。
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◆2017年8月2日、比較対象として調査している慣行水田の調査結果
上の生きもの元気米田んぼと同じ日に調査しました。こちらはカメムシ防除のための農薬の空中散布が3日前に行われたところです。小さい虫「ウンカ」がたくさんいます。大きな虫はまったくとれませんでした。
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虫の下にしいているシートの大きさは、両方同じです。慣行水田のほうは拡大して写しています。虫の種類も数も、大きな違いがあります。

◆農薬の空中散布をしないお米
 生きもの元気米はこちらからご購入いただけます。
 http://kahokugata.cart.fc2.com/?ca=28
posted by NPO法人河北潟湖沼研究所 at 20:17| 生きもの元気米全般

2018年06月18日

生きもの元気米田んぼの巻貝と二枚貝

田んぼにいる貝といったら、タニシを思い浮かべる方が多いでしょうか。そのほかにも色々な貝類がみられます。田んぼごとに少しずつ違いがみられ、最近しらべた状況をお伝えしたいと思います。

調査している生きもの元気米田んぼ12枚のうち、1枚の田んぼだけでヒメモノアラガイと思われる貝がたくさんみつかっています。中村さんの田んぼです(田んぼNHa89)。
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一方、慣行農法の一枚の水田では、サカマキガイが多数が確認されています。サカマキガイは、モノアラガイと一見よく似ていますが、殻の巻く方向が逆方向で、外来種です。泥を網ですくうとじゃらじゃら小石を入れたかのように無数にいました。

◆たくさんのサカマキガイ
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慣行農法の田んぼだからサカマキガイがいるというわけではありませんが、生きもの元気米や七豊米の田んぼではこのような状況はみられませんので大きな違いであるように感じています。

巻貝だけではなく、二枚貝もいます。
ドブシジミという5〜8mmくらいの小さな二枚貝はほとんどの田んぼでみられます。
◆ドブシジミ
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◆田んぼ一枚ごとのお米
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posted by NPO法人河北潟湖沼研究所 at 20:44| 生きもの元気米全般

2018年06月11日

記事が掲載されています(週刊金曜日)

3月31日にアクト・ビヨンド・トラストが主催したシンポジウムが東京青山で開催されました。この中で、生きもの元気米の取り組みを河北潟湖沼研究所の高橋理事長と生産農家の農事組合法人Oneの宮野義隆副代表が発表しました。その様子が6月8日発売の「週刊金曜日」に掲載されています。
「ネオニコ不使用でもカメムシ増えず」(週刊金曜日公式サイト)
http://www.kinyobi.co.jp/
カメムシが増えなかった調査データはこちら(生きもの元気米でつくる豊かな水田生態系)
http://kahokugata.sakura.ne.jp/publications/pamph.html#3

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ネオニコ不使用、生きもの元気米のご購入はこちらから
◆河北潟湖沼研究所のお米屋さん
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posted by NPO法人河北潟湖沼研究所 at 11:36| 生きもの元気米全般