2020年05月03日

HSa58・今年の田んぼスターは「ハッタミミズ」

生きもの元気米では、田んぼ一枚ごとに生きものを調べています。その田んぼに多くみられる生きもの、また特徴的な生きものを選んで、「アマガエルの田んぼ」などと田んぼごとに名前を付けていましたが、生きものの状態が変わりますので、昨年から今年に観察された様子から、「今年の田んぼスター」として取りあげることにしました。

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今年の蓮だよりさんの田んぼ(HSa58)のスターは、ハッタミミズ ♪


代掻きを終えた田んぼのあちこちで切れてしまったハッタミミズがみられました。この田んぼにたくさん生息していることがわかりました。ハッタミミズは、日本で一番長い種類のミミズ。最近の河北潟では最長で75cmを記録しています。むかしはもっと立派なミミズがたくさんいたそうです。琵琶湖のまわりでも、たくさん確認されており、ハッタミミズ・ダービーにおいて96cmが記録されています。伸び縮みするので、10数センチしかないように見えても、頭を持ってぶらさげることでびょいーんと伸びるのですが、伸びきったところで長さが計測されます。

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湿地に生息する一風変わった黒色のミミズ。河北潟の泥深い環境は、ハッタミミズの重要な生息環境となっていますが、近年、乾田化や宅地も増え、生息地は少なくなっています。


posted by NPO法人河北潟湖沼研究所 at 00:00| 生きもの元気米全般